求人情報を見る際の給料と時給

イギリスとオーストラリア、日本の時給制度の違い

求人情報を見る際の給料と時給 海外に長期留学経験のある、また現在している学生諸君には、バイトをしようと一度は考えた事があると思います。筆者も日本だけでなく、イギリスとオーストラリアでバイトの経験が有ります。それらの国では大きく時給制度に違いが有りました。

まず、イギリスでは最低賃金がおよそ£6。今でこそ英ポンドが高く(184円/£2015年9月)、およそ1100円相当になりますが、筆者がいた頃は120円/£くらいだったので日本円換算でだいたい700円位でした。この数字はだいたい当時の日本の最低賃金を同じくらいです。しかし、イギリスにはチップという文化があります。レストランで一日およそ4〜5時間働けば、およそ£2〜3程、忙しい日なら£10近くのチップを貰う事が出来ます。ですから最低賃金はあまり高くなくても、自分のサービススキルによってより多く稼ぐ事ができます。逆にオーストラリアは最低賃金がおよそ$16。多くのレストランでは$20前後の時給という事が多いです。これは現在のレートで1300〜1600円相当。しかし、イギリス圏のはずのオーストラリアにはあまりチップという文化は浸透しておらずたとえサービスが良くてもチップを頂ける事は少ないです。筆者が日本の居酒屋でバイトをしていた時は時給900円でした。もちろん日本にはチップの文化は有りませんから、それがそのまま収入となります。こうしてみると日本のレストラン等のバイトの時給は、イギリス、オーストラリアに比べると少し低い、もしくは稼ぐチャンスが少ないと言わざるを得ません。もし海外へ留学する予定のある方はバイトを探してみると、良い経験にもなりますし、より稼ぐ事が出来ますよ。

【参考】

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